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看板屋日記。

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20年間の軌跡~13~

その日はなかなか寝付けませんでした。俺、これからどうなってしまうんだろう、、、色々な事を考えたような気がします。

そして、よく眠れないまま、朝8時位には一応起床。なんかしらの連絡があるものだろうと緊張しながら寮で待機していたところ、なんの音沙汰もないまま一日中待たされ。。。いい加減退屈していた夕方6時位だったかな、ようやくドアをコンコン、とノックする音が。昨日の、こわもての方、再び登場です

怖~~い顔に妙に優しい声。そのギャップにあらためて恐れをなしながら、「さ、いくぞ、、、」と促されついていったところ、到着したのは怪しげなお店(風○店のような、、、、まあ、お察しください(笑))

そこで、そこにいた従業員や女性達に「今日から働いてもらうことになった。よろしく頼む」と一言紹介され、私にも「じゃ、店長、まかせたぞ」と一言言うと、その「本物」はすぐにそこから去って行きました。店長???ここで?聞いてねーし!いや、まじで、勘弁してくださいよ~~~

その後のここでのことは、本編から外れすぎるので(笑)割愛しますがwww、私は看板屋です。こんなところで、こんなことしてる場合じゃありません!!北九州に戻らないと!!!

・・・そして、2週間後には、なんとか逃げ出し?次のステップへと人生のコマを進めるのでした。

つづく・・・・・・・・

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20年間の軌跡~12~

さて。何故か広島で列車を途中下車してしまった私。どうしてかな。両親が広島出身で小さい頃から よく遊びに行っていたので、懐かしくなったからかな・・・

そんな事を考えながら、夕方頃、ふらふらとネオン街を歩いていたところ、私の風貌?様子?が気に入らなかったらしい3人組のチンピラに、いきなり「なんじゃ、コノヤロウ!」とからまれてしまいました。そこで、よせばいいのに、当時はまだまだ血の気が多かった私(笑)、つい睨み返し文句も言い返してしまい、、、当然?相手は手を出してきて・・・・^^;。

いえ、私からは喧嘩をしかける気は一切なかったのですが(本当ですよ!)、相手からむなぐらをつかまれて一方的に2、3発殴られてしまっては、仏の上岡も(笑)黙っていられません。あくまで正当防衛でw、軽~く3人をのばしておきました。そして、すっきりした気分で(笑)、その場を立ち去ろうとしたところ、ふと背後に人の気配が、、、。今度はチンピラなんかではありません、「本物」の登場でした。

明らかに雰囲気が普通の一般市民とは違う50歳くらいの男性の圧倒的な威圧感に焦る私。「ちょっと来い」と一言いわれ、なんの抵抗も出来ずに「もうオレもこれで終わりかな・・・」と思いながらついていくと、、、 ついたところは事務所、、、、ではなくなんと普通の居酒屋でした。 そこで、まあ食え、とししゃもや豚バラなんかをご馳走になりつつ、「名前は?」「里は?」「何をしに広島に?」。。。質問攻めにあいました。意外と和やかな雰囲気? ただ、ひとしきり話したところで、、「おまえ、結構面白いなあ」・・・やばい、なんだか見込まれてしまったようです?!。そして、とうとう言われてしまいました、「どうせ行くところも、することもないんだろう、うちで働いてみんか?」

・・・・とても断れる雰囲気ではありませんでした。その男性の眼力に圧倒され、その男性の首から足までびっしりと埋まった刺青を見てしまっては、うなずく他なかったのです。その時、その日2度目の「オレ、終わったな・・・」という言葉が胸をよぎったのでした。

そして、その日は寮に泊まれと言われ・・・・・・

結局この後、広島でやば~~~い経験をする事になってしまうのでした。。。

つづく・・・・・・

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20年間の軌跡~11~

2軒の看板屋での修行を経験し、東京に出てきて約2ヶ月半がたつ頃、、、「ん~~。やっぱり東京落ち着かん!!」・・・そう。ちょっぴりホームシック!になった私。

ここで、ふと、地元が懐かしくなった事もあり、そういえば残してきた二人がんばってるかな~~と連絡をとってみると、、、な~んと、仕事が沢山入り、めちゃくちゃ忙しくしているとのこと。いつの間に、あいつら、、、、やるじゃん! 電話口で、「とにかく人手が必要だ、すぐ帰ってくれるよな?」という二人でしたが、自分の中ではまだ、チャンスがあれば東京で一旗と言う甘~~い考えもあり、すぐにはうんと言えず「悪い、もうちょっと待ってくれ、二人で頑張っていて欲しい。東京には絶対なにかがあるんだ!それを見つけるまでは帰れない!」・・・。

そんな大見得をきった私ですが、結局その後もなにも起こらず、なにも掴めず、、、数日後、何を血迷ったか、一攫千金をパチンコにかけ、パチンコ屋通いを始めてしまったのです。初日は羽物(当時のゼロ戦)で大勝ちし、「お~~これはいける!」と思いましたが、まあ、そんな幸運が続くはずもなく、所持金7万円も一週間程度で底をつき、、、。ここまできて、ようやく諦めのついた私は、東京でのサクセスストーリーの夢物語を断念し、傷心と共に九州へ向かう列車にのったのでした。

さて、東京に別れを告げた帰りの列車の中。一人になって、色々な事を考えました。1度きりの人生、清治お前これでいいんか?自答自問を繰り返します。いや、このままではいけない!このままでは帰れない!!

そう、ここがやっぱり私の、私たるところ?!(笑)、地元北九州に帰るはずが、なぜか降り立ったのは、途中の広島駅だったのです・・・

つづく・・・

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20年間の軌跡~10~

吉祥寺の看板屋でのアルバイトにもずいぶん慣れた1ヵ月半後、、、ここで学ぶべきものはある程度学ばせてもらった、と判断した私は、ここでの修行を終え、次の修行の場へとコマを進めることにしました。

次は、一軒目とはあえて違った雰囲気の、こじんまりとした立川の看板屋で使ってもらうことにしました。親父が1人でやっていて、従業員はパートで来ている掃除係の70歳くらいのおばちゃんが1人だけいるような、そんなところでした。

初日、私はまた気合を入れて七つ道具をもって職場へと行きました。すると、ま~ほめられた、ほめられた。「オレが今まで使ってきた中で、こんなよく出来たバイト見たことね~~~よ」と、べた褒めなんです。職人気質の頑固な社長でしたが、とにかくほめ上手でしたね~~。そうして、とても気分よくアルバイトを開始させてもらっていた私ですが、、、

2週間位たった頃。私はここに来てずっと疑問に思っていたことをつい口にしてしまうのです。ここの親父はは、シート文字を生(なま)で、貼れないようで、いつも水貼りをしていたので、つい生意気に「どうして水ばりばかりするんですか?(生で貼ればいいのに)」と。私の中では素朴な疑問でした。

しかし、ここではそれは禁句だったようで?!、明らかにムッとされ、ギロっと睨まれながら「そういうなら、お前やってみな!」とかなり不機嫌そうに言われてしまいました。

そんな言い方しなくても、、、と思いながら渋々貼ったところ、どうみても、私のやり方のほうが、ずっと早くてきれいだった事に、さらに不機嫌になってしまった社長。 このままでは引き下がれない?!と、今度は細かい指摘をしてきたのです。「おい、気泡入ってるよ、どうにかなんねいの~~」とかなんとか。私が冷静に「いえ社長、こんなのカッターで潰せばいいんですよ、ほら?」と補修してみせると、更に不機嫌さに加速度がついてしまって、その後二、三のやりとりをするうちに、とうとう社長は、「あ~もうやってらんね~」とキレて仕事を放り出してしまったのです。

仏の上岡と言われる程の私でしたが・・・?!(笑)、さすがにその社長の態度にはこちらもキレてしまい、スキージ(シートを貼るへら)を地面にたたきつけて「お世話になりました」と一言言い残してその場を去り・・・んーー。短いバイトでしたね。

今思えばこれも若気の至りのなせるワザ?!。

しかし、当時、まだまだ若かった私に、こんなことはまだまだ序章に過ぎず、今後もこういう行動をたびたび重ねてしまうのでした、、、

つづく・・・・・・・

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裏 人生の軌跡~1~

今日はさらに脱線して。私の若かりし頃のやんちゃ話でも聞いてください。(そういうリクエストがあったと聞いたもので・・・恥を忍んでw赤裸々告白です!)「番外編。裏人生の軌跡」です!

ご存知の方も多いかと思いますが、私は、小学校~中学3年生まで柔道をやっていました。それまではそこそこスポーツマンとして?武道を極めるべく、頑張っていたのですが、諸々の事情があって、高校は柔道とは関係のない、北九州でも名の知れた悪~い^^;私立高校に進学することになりました。そこでは、それまでの練習練習の日々の反動もあってか?どこの部活にも所属せず、ま~~~、よく遊んだものです(笑)

当時のエピソードとしてまず浮かぶのは、入学直後のこと。入学式後間もなく、同じクラスのヤツに首にナイフを突きつけられ、「お前なめとんか?」と因縁をつけられました。正直なんの覚えもありませんでしたし、とりあえず、ナイフが首元にあってはさすがの私も動けない状況だったので、その場はにらみ返す位でおさめておきましたが・・・。

その男。先生達からも一目おかれていて、確かに番長格と言う雰囲気を出していましたが、そんなカレが一体私の何が気に入らなかったんでしょうね? 全く想像できません!(笑)

そんなこんなで、次の日。腹を決めた私は(いわれのない因縁に黙っていられるほど穏やかではありませんでした・・・あくまで、当時の話ですよ!(笑))朝早くから、登校して彼の机の上に胡坐をかいて座り待ちかまえていました。そして、待つこと一時間、カレがようやく登校。そして・・・・(以後はご想像にお任せします)。

教室に入るときは、肩で風をきって颯爽とやってきた彼でしたが・・・ その日以降、彼の机は何故かずっと、空席となったのでした・・・・・一体何があったんでしょうねぇ???(笑)

こうして、高校生活は、入学直後のこの出来事を始め、やんちゃの数々重ねてしまう、私なのでした。(しつこいようですが、あくまで、当時、の話ですから悪しからず。時効ですよ、時効!(笑))

だって。今の私の更正ぶり、、、いえいえ、好青年ぶりをみなさんご存知でしょう?www

つづく・・・・・・・・

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